実際のところ家事代行業のみなさんはどのようなペースで
働かれているのでしょうか?
私も教えて欲しいところなのですが。。
この仕事は直行直帰、お客様とスタッフとの1対1の関係なので
あまり横のつながりがなくて、、そこが寂しいところですね。
なのでそんなに働いている人の情報がなくて
家事代行の仕事って本当に需要があるの?
疑問を持たれる方もいらっしゃると思いますので
実際に私の1週間の仕事ぶりを大公開しました!
ちなみに私は基本的にはお料理を希望としています。
逆にお掃除の方が料理より案件は多いと思いますよ。
家事代行1週間のスケジュールを大公開⁉
月曜日:1件目 40代4人家族のお料理(3時間)
2件目 40代2人家族のお料理(3時間)
3件目 30代4人家族のお料理(2時間)
火曜日:1件目 40代4人家族のお料理(3時間)
2件目 30代人家族のお料理(3時間)
3件目 60代お一人様のお掃除と料理(2時間)
水曜日 1件目 20代2人家族のお掃除と料理(3時間)
2件目 40代4人家族のお料理(4時間)
木曜日 1件 60代一人様お料理(3時間)
金曜日 1件目 60代お一人様のお掃除と料理(2時間)
2件目 80代お一人様お料理(3時間)
土曜日 1件 80代お一人様お掃除(3時間)
日曜日 1件 80代お一人様お料理(3時間)
こんな感じで毎日どこかのお家でサービスに入っています。
お客様の年齢層は20代~80代なので作るお料理は全然違います。
けっして盛っていませんので。。リアルな毎日です。
ちなみに交通手段は電車か車です。
お料理は基本的には買い物も込みなので
スーパーに立ち寄ってからになるため、車で行くことが多いです。
それと買った食材をぶら下げて行くのがつらくなってきたのもあります。
3件入っている日はかなり弾丸ですが、近場で固めているのと
車利用でなんとかつないでいます。
こんな働き方をしている人もいるという
ご参考までにして頂ければ嬉しいです。
料理代行私の毎日の必需品
キャリーバッグ
前述したようにスーパーで購入した食材を手で持って歩いてお客様の
お家へ行くのは結構ハードです。
3、4日分の4人分くらいの食材になるので結構重たいです。
毎日のことなので本当に腱鞘炎になりそうです。
お料理でも重たいお鍋を持ったり、指先から肩にかけてかなり酷使
するので、極力重たいものは持ちたくないのが私のモットーです。
そのためよく年配の方がお持ちのキャリーバッグです。
コマ付きなので手で持つより断然楽ちんです。
エコバッグに入れてからキャリーバッグに入れるので中から食材を
出す時もスムーズです!
ゴム手袋
これは料理用の衛生ゴム手袋です。私は料理の時は必ずつけています。
衛生上はもちろんですが、ハンバーグや唐揚げなど手で捏ねるとか揉み込む時、
餃子や春巻き等包む時、長時間手で食材に触れている料理等はもし私がお客様
だったらつけてほしいと思うのでつけています。
洗い物をする機会も多いのでゴム手袋をしている方が手の保護にも
なりますよ。
味見用のマイ小皿
お料理の味見をするのにこれは必需品です。
お客様の食器は使えないので、軽くて浅いマイ小皿を。
万が一のことを考え、出来ればプラスチックがなおいいですね。
みじん切りチョッパーとスライサー
以前の記事でご紹介していますがこれも必需品です。
綺麗な時短料理には欠かせません。
魚の骨抜き
お子様がいらっしゃるお家で魚料理をする時の必需品です。
骨なし皮なしの切り身のお魚があれば一番うれしいのですが
なかなかないんです。
皮はそのままでも、骨は極力取りたいですね。
レンジ対応深めのプラスチック製ボウル
これは毎回ではないです。以前に時短レンジ料理をしたくて
お客様のお家にあるおそらくレンジ可のボウルを使って10分位
加熱したところ、底が焦げてしまったことがありました⁉
レンジ対応と書いてある正規のボウルでないと、長めに加熱する時には
このような失敗をする羽目になりますので、お気をつけ下さい。
お客様からのある日のリクエスト集:エピソードもまじえて⁉
①小学生2人のご家族
野菜があまり得意でないご兄弟でとりあえず野菜は全てさいの目サイズです。
それに決まった野菜しか使えないのでメニューに苦戦しています。
その他にも酸っぱいものが苦手とか、ドロッとしたものが苦手とか色々あります。
もう3年目になりますが、成長と共に好き嫌いも変わってきているのですが
変わらず好きな物は中華料理です。
餃子、春巻き、かに玉、春雨サラダ、レタス包みです。
どれもなかなか手間はかかりますが、美味しいからリクエストして
くれていると信じて地道に作っています。
②60代お一人様のお料理
自宅でお仕事をされていて夜は11時、12時にまで接客されています。
あまり重たいものは食べられないけれど野菜はたくさんとりたいから
ということで、ほぼ毎日お鍋をされるので鍋の準備をリクエストされています。
かつおと昆布の一番だしで鍋のつゆを作ります。
後は白菜やきのこ各種、ほうれん草、ブロッコリー、くずきり、豆腐等を
切ります。
後はレタスを切ったり、アスパラを湯がいたり。
後はお漬物、果物等を切って冷蔵庫に入れておきます。
ほぼ下準備ばかりなので正直とても楽です。でもそれがお客様のご希望
なのでこういう方もいらっしゃるということです。
③80代お一人様のお料理
タワーマンションの高層階にお一人でお住まいの方で、毎日入れ替わり立ち替わり
掃除や料理のスタッフが出入りしています。
この方は腎臓に病をお持ちで、塩分を控えた料理をリクエストされています。
塩分を一切使えないお料理はそれまで作ったことがなかったのでとても難しかったです。
塩分チェッカーという、塩分が測れるスプーンがあってそれで
味付けの度に測ります。
塩はもちろんのこと、しょうゆ、みそ、ソース、マヨネーズ、コンソメ等々ほとんどの
調味料が使えません。砂糖は大丈夫なのですが、塩が使えない分、甘さに偏ってしまい
それはそれで糖尿病の危険性が出てきます。
あとはかつおや昆布、干ししいたけ、干しエビ等で出汁をしっかりと取り、とうがらし
ゆず、レモン等でアクセントをつける。
食材の固さももちろん柔らかいものになります。
毎回試行錯誤で少しでも代わり映えのするお料理をと、頭を悩ましていますが
これも何事も経験で、又いつかどこかで生きてくると信じ
有り難くお勉強させて頂いています。
以上です。