このお仕事は基本的に一匹オオカミの孤独な作業です。
お客様ご不在のお家の場合、預かっている鍵で開けて入り又閉めて帰る。
一人だけにとても責任重大です。
私は自分の家でも、出る時鍵をかけたかどうか心配になり
戻ることがよくあります。。
戻ってみて開いていることはないのですが
出る瞬間に何か考え事をしていると無意識に
鍵をかけていて、、それがダメなんです。。
鍵をかける時は他のことを考ないようにしないと!
万が一ということもありますから。
これは私だけかもしれません。。
今回は留守中のお客様にも、安心してもらえるにはどうしたらいいか?
というところから私の経験をもとにご紹介しています。
コミュニケーションの基本:お客様とのやりとりは事前のメールや作業レポートで
サービス当日に円滑な作業をするためには、事前のお客様とのやりとりや
作業終了後の報告書がとても大事になってきます。
お客様がサービス中ご在宅の場合はいいのですが途中から外出される
こともありますし最初から不在の場合もあります。
お料理の場合は献立の打ち合わせでお客様と事前に
メール等のやりとりがあります。こちらにおまかせで打ち合わせがない時もありますが
その場合ででも基本的には当日の作業終了後に作業レポート等で
当日作った料理の説明や買い物の精算等をします。
お客様がご不在であっても報告書を残すことでコミュニケーションをとることが出来ます。
掃除の場合は基本的には最初の契約で掃除内容については決まっているのですが
サービス当日に「今日はここを重点的にしてほしい」とか、「天気がいいので布団を干してほしい」
とか「前日に風が強かったので玄関まわりの掃き掃除をしてほしい」等々
イレギュラーでお客様からリクエストされることも多々あります。
ご在宅の場合は直接確認してもらえますが、ご不在の場合は本当にやっているのか
確認がとりづらいこともあります。そんな時には報告書で作業内容をしっかりと残して
おくことがとても重要になります。
季節ごとのよくあるご要望
定期でのお掃除の場合、季節によって通常のサービス+季節的なリクエストが
あります。そんなご要望をまとめました。
春:やはり花粉の時期なので、空気清浄機のフィルターの掃除。
夏:エアコンのフィルター掃除。
秋:夏布団から冬布団に交換。
冬:加湿機の掃除。水かえ。年末の大掃除に向けて窓拭き等。
一年を通じて求められるサービスが頭に入っていると、お客様から言われる
前に対処することが出来ますし、それは信頼獲得へつながります。
留守宅でのサービス注意点:鍵預かりとホームセキュリティについて
お客様がお仕事等で不在にされているお家でのサービスですが
契約後に合鍵を渡され、その鍵で入室することになります。
ホームセキュリティがついているお家もあります。
つまり入室する時には鍵を開けて警報器を解除し、退出する時には
警報器を作動させてから鍵をかける。
サービス契約中はお客様のお家の鍵をずっと預かっておかなければならないので
それはとても責任重大なことです。ご自宅で厳重に管理することになります。
サービスでお客様のお家へ入退室する時のホームセキュリティの誤操作などで
警報音がなってしまったら。。。?
すぐに所属している会社かお客様に連絡を入れて、セキュリティ会社からの連絡を待つ。
警報器が作動したらセキュリティ会社へ自動的に連絡が入りますので慌てて飛び出したりしないで
セキュリティ会社からの指示を待つことがいいでしょう。
私もこの仕事をし始めたころ、1、2回かけつけて来られたことがあります。
1回目は私の失敗。2回目は機器の異常から。
警報器が鳴るとまるで自分が泥棒にでもなった気分になるので
とても不安で思わず家から飛び出したくなります。
これはもう慣れるしかないですね。。。
一度でも失敗したら仕組みがよくわかります。
お客様に喜ばれるサービス提供のためのヒント
毎回でなくてもいいのですが、いつものお掃除に+1で何か気づいた事を
加えることで「ちゃんと見ていて、よく気づいてくれている」と信頼を得ることが
できると思います。もちろん時間に余裕がある時でもいいですし、3回に1回でも。
お客様は色々お願いしたいことはあっても、言いづらいとか忙しくて気が回らないとか
お任せしている等で、なかなか言われないかもしれません。
そこでこちらから気づいてプラスアルファすることが出来たら、喜ばれるサービス提供に
つながると信じて日々格闘しています。
以上です。